一般的には毎日2時間の学習を約12ヶ月で確実合格圏に達します。 但し、2級FP技能士合格者で合格後の日が浅く基礎が完全にマスター
できている人なら400時間で合格することも可能だと思います。
その他、税理士や社労士・宅建の資格取得者などは試験内容がかぶっている
ので、その分野の学習時間はかなり省略できます。
※難易度は社会保険労務士と同程度です。
☆ 1級FP技能士試験に挑戦される方へアドバイス
実際に過去の試験問題を解いてみれば容易ではないとすぐにわかります。
パーフェクトFP技能士1級対策問題集・学科編<'13~'14年版>
FP技能士1級学科精選問題&模擬問題〈’13‐’14年版〉
↑この2冊の問題集を繰り返し解くだけで十分だと思います。(3回転はして下さい)
学科試験の基礎編の問題を解いてみたら、2級FPレベルでは全く歯が
立たないので、1級FP技能士の取得をあきらめる人もかなりいます。
実際、2級FPまでは取得できても1級FPには何度受けても合格できない人が
居られます。
一番の理由は、1級FP技能士試験の良質なテキストや問題集が少ないことが
あげられます。
資格試験合格の要領を習得している人は、うまく対処できるのですが要領が
悪いと試験範囲が膨大なので、学習するべきポイントを絞り込めないからです。
合格は60%以上の正解でOKですから一部は基礎的な問題もあるので、手を
広げ過ぎずに基礎的な問を確実に得点できれば、何とか合格圏までいけます。
学科試験の応用編は問題集を繰り返し解けば、何とかなります。
逆に言えば、応用編はテキストをいくら読み込んでも合格圏に達しません。
とにかく、応用編は問題集を繰り返し解きケアレスミスや計算間違いをしない
ように実際に紙に答案を何度も書いて学習しなければ合格は無理です。
応用編では、70%程度正解できる実力がつかなければ、合格はかなり危うく
なります。
学科試験の得点戦略は、
基礎編を100満点中50点以上
応用編を100満点中70点以上
両方あわせて200点満点中120点以上で合格を目指すのが最短のコース
です。
実技試験は、口述式の試験で合格率は80%前後と易しそうに見えますが...
学科試験をパスしてきた精鋭の20%をふるいにかける試験なので合格率
で判断するのは危険です。
最低でも、実技試験問題集を2回転させて臨まないと痛い目にあいます。
実技試験問題集を2回転させるには個人差もありますが、70〜80時間は
必要になります。
FP技能検定1級実技(資産相談業務)対策問題集-面接試験徹底攻略【第四版】
得点の基準や配分は明確ではありませんが、私の場合実技試験問題集を
3回転させて、200点満点中134点でした。
試験後の感触は、あとで色んな事に気付いて「しまった!」と思う点が1つ
ありましたが、それ以外は面接官の助け舟にうまく乗れて合格できたのかな!?
という感じです。
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